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思い込みは死をももたらす。
思い込みは死をも招く

1900年代の初頭、とある国でとある実験が行なわれました。

それは、”人間は、強いストレスによって死ぬことがあるか”ということを確認するために行なわれた、恐ろしい実験でした。

実験の対象となったのは死刑囚。

その死刑囚にできるだけ苦痛を与えてはならないという条件のもと、その実験は実行されました。

内容は、まず、ベッドに横たわる死刑囚の手首に医師がメスを当てて手首を切ったような錯覚を死刑囚に起こさせます。
手首の部分はカーテンで仕切られていて、死刑囚には自分の手首は見えないようになっています。
実験のことももちろん全く知らされていません。
ただ、死刑が執行されるということだけが、死刑囚に知らされていました。

医師がメスを手首にあてがった瞬間、死刑囚は自分の手首が切られたと錯覚しました。
そして、死刑囚の手首には水滴がポタ、ポタとゆっくりと落とされます。
嘘みたいな話ですが、これにより、死刑囚は自分の手首から血が流れ出ていると思い込みます。
手首の下側には水滴を受ける受け皿。上から落ちてきた水滴は、死刑囚の手首を伝い、下の受け皿に落ちていきます。


ポタ・・・・・・・・・ポタ・・・・・・・・


健康そのものだったその死刑囚は、数時間後、死に至りました。
自分の手首から大量の血が流れ出ていると思い込んで・・・。

思い込みって恐ろしいものです。

死んでしまうこともあるのですから・・・。

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