キレる子供たち
現代のストレス社会の影響が深刻なのは、実は子供たちです。
様々なストレスが引き金となり、子供の脳に強いダメージを与えていると考えられています。
このダメージが攻撃性性格等の精神障害から、喘息、てんかん、免疫不全、小児糖尿病まで幅広く病気にかかるリスクを高めています。
胎児期や幼児期の発育期間、ストレスの多い環境に常時置かれているとコルチゾールやアドレナリンなどの性ホルモンが過剰に分泌され、まるでテロリストの一団のように遺伝子の規制を破ろうとしていく。
すると威嚇された遺伝子は脳神経細胞の間に異常なネットワークを築き上げ、脳が誤って都合の良くない記憶を刷り込んでしまうのです。
そのために楽しいことを頭に思い浮かべることもできず、いつも暗いことばかりを考えるようになり、つい攻撃的性格になってしまうのです。
親の果たすべき役割は、現代社会で生きていくうえで不可避のストレスから子供を遠ざけるのではなく、
ストレスに強い人間になるようにしてあげることです。
そのためには、脳内の活性酸素からダメージをできるだけ少なくすることができる食生活が非常に重要になってきます。
抗酸化作用を持った食品（緑黄色野菜、ポリフェノール、緑茶カテキン等）の摂取を心がけましょう。
