もともと、私は、この商品を、”じんましん”対策で購入したのではありませんでした。
なぜなら、当時の私には、もっと深刻かつ、急を要する健康障害があったからです。
当時、私は一日12時間~15時間、ほとんど休憩時間も取らず、立ちっぱなしで仕事をしていました。
休憩時間も昼食を食べる15分程度のみと言う日も珍しくはありませんでした。
家に帰ると、幼い娘と妊娠8ヶ月の妻が待っています。
2才になったばかりの娘は好奇心の塊。
一瞬も目を離せませんし、娘も私と遊ぼうと、私にまとわり付いてきます。
娘と一通り遊び、自分の用を済ませると、いつも0時を回っていました。
そして朝5時過ぎには起床。。。6時からの早朝勤務に備えます。
当時は妻が身重だったこともあり、6時からの早朝勤務がない日は、朝食は私が作っていました。
つまり、疲れは溜まる一方だったのです。
肩甲骨の周りが張るようにコり、背筋もバキバキ。
床に落ちたものを拾おうとしゃがみ込むと、立ち上がるのさえしんどい。
体を動かすことは何もかもが辛く感じるようになっていました。
~息をするのさえ疲れる~
ホントに、そんな状況でした。まさに、肩で息をするような感じだったのです。
寝ておきてもちっとも疲れがとれない。
いや、むしろ、寝疲れる日が続いていたのです。
眠りが浅く、一種の睡眠不足状態でした。
「何とかしなければ・・・。」
漠然と、しかし確かな不安感を持つようになっていた私は、自分の体を立て直す方策をいろいろと考え始めるようになっていました。
「スタミナが足りないのでは?」と思えば、焼肉やウナギを食べました。
「疲れが抜け切っていないのでは?」と思えば、入浴剤入りの湯船にしっかりと浸かるようにしたのです。
甘いものを食べてエネルギー不足を補い、キューピーコーワゴールドやユンケルなどの元気補給系の栄養剤を買って摂取してみたり。
しかし、どれもダメでした。
-全く効かない。-
だめだったのです。ことごとく期待を裏切られました。
「こんな状態で働き続けたら、何かの病気になる。いや、もう病気なのかもしれない・・・。」
そう思うと、自然と病院に足が向かっていました。
病院の先生とは、以下のようなやりとりをした記憶があります。
「ものすごく疲れやすいんですが・・・。」
「他に何か症状はないんですか?」
「いえ、とにかく、よく疲れるんです。」
「ん~・・・。今日のところは点滴を打っておきましょう。」
「しっかり栄養と睡眠をとってください。」
「何か具体的な症状が出たらまた来てください。」
結局、次の日もまた次の日も、ものすごく疲れる私の体質は一向に改善しませんでした。
「どうすれば・・・?」
いよいよ打つ手がなくなったと思っていたそのとき、私に天の声が届きました。
「ネットで調べてみたらいいじゃん。」
・・・。
天の声と思ったら、それは妻の声でした(笑)。
「ネットで疲労回復に役立つやり方とかサプリとか調べたら?」
ものは試しと、すぐにネットで調べてみたら、ある健康食品を見つけました。
何で気に留めることができたかというと、使用者の体験談がものすごくて、かえって嘘っぽい。
ガンの患者がどうしたとか、糖尿病がどうしたとか。。。
「ホンマかいなぁ・・・?」
疑心暗鬼で画面を見ていると、多くの使用者に共通した体験談があることがわかりました。
それは、
『ものすごい即効性』と『9割という、驚異的なリピート率』
○寝る前に飲むだけで、次の日は目覚めスッキリ、疲れスッキリ・・・
○多くの女性誌で取り上げられ、かの船井総研の総帥、船井幸雄氏までもが著書の中で絶賛
たしか、そんな内容だったと思います。
「即効性があって、疲れが取れるなら、今の自分にもってこいだ。ダメもとで買ってみよう。」
疲れ果てていた私は、藁をも掴む気持ちでその商品を購入したのです。
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