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寒冷じんましんとは?
寒冷じんましんとは?

寒冷じんましんの症状はいろいろとあるようですが、大雑把にまとめると、
 ”体温よりも低い物に触れることで出る じんましん
ということになります。

常に出るわけではなく、出ることもあれば出ないこともある。

放っておくと症状が悪化することもあれば、悪化せずにたまに出る程度でとどまることもある。

まさに症状は千差万別みたいですが、寒冷じんましんは発症するとほぼ間違いなく慢性化する蕁麻疹と言えるでしょう。

発症例としては、
 ○冬に、床の上を歩いて足裏に出る。
 ○アイスクリームや氷、冷たいジュースなどを飲んだら口の 
   中や唇に出る。
 ○外出時に冷たい風に当たると顔などに出る。
などなど。。。

とにかく、”寒冷”という冠名がついているくらいですから、冷たいものであれば何でもきっかけになります。

病院に行けば、寒冷じんましん以外のじんましん同様、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などを処方されます。

抗ヒスタミン剤は、痒みの元凶である”ヒスタミン”を神経などに作用させない働きがあり、抗アレルギー剤はヒスタミンそのものの出現を抑える働きがあります。

どちらも、非常にポピュラーな治療方法です。

熱心なお医者さんであれば、患者のじんましんの症状に合った薬とその量を注意深く観察しながら処方してくれますが、実際には

 「”じんましん”といえばこれ」

という感じで抗ヒスタミン剤か抗アレルギー剤を、
そして服用の量についても、
 
 「まずは一錠から始めて、効かないようなら一錠ずつ増やし
  てみてください。」

と、その判断を患者自身に任せるような指示を出されます。

ここでつまずく人が多いのかもしれません。

薬には、じんましんの発症を抑えるのに効果的な量というのがあり、その量さえ把握できればじんましんは抑えることができます。

その量の把握が十分にできてない人が多いのではないかと推察されるのです。

ですから、

 ①まずは自分に合った量を把握し、毎日確実に薬を飲む。
 ②全く出なくなったら、少しずつ服用する量を減らしていく。

これが大事です。

この課程がきちんと医師の指示のもとに取れれば、寒冷じんましんや他のじんましんも完治も可能な病気です。

逆に、この課程がきちんとできてないと、何年、何十年も寒冷じんましんに悩まされることになります。

もちろん、この課程はすぐに完結するような短いものではなく、最低でも半年~一年くらいはかかるものでしょう。

その間、患者は、効果を注意深く観察しながら、薬を飲み続けることが必要です。

こうした治療は対症療法といわれています。

一旦出た症状に対して治療をしていくので、病気を根本から治すことにはなかなかつながりにくい、というのが実情のようですが、ネットで見る限り、病院で「完治への道のりは険しい。」と言われても漢方などで治ったという例もあります。

いろいろな方法を試してみるのが良いかと思います。

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