カリカセラピの部屋

活性酸素とは、体内で作り出される、極めて酸化力の強い酸素のことを言い、
老化や病気の主因としてしばしば取り沙汰されています。

呼吸によって体内に入った酸素の約２～３％が活性酸素になるといわれ、
極めて毒性が強いため、体内接触した細胞やＤＮＡ全てを破壊し、病気を進行させていくのです。

ガン、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、肝臓病、アトピー性皮膚炎、シミ、シワ、老化・・・。
これらの原因はすべて活性酸素です。

もともと、地球上に酸素はありませんでした。
それを、海中の海草などが、少しずつ光合成によって酸素を作り出し、
何億年もかけて増やしていったと考えられています。

我々生物は、この酸素を取り込み利用することで、エネルギーを作り出し、生きています。

活性酸素の元となる酸素を我々の体が必要としている以上、
活性酸素との縁は、切っても切れないものといわざるをえません。

どのようにつきあっていくのか。これが課題です。

通常、呼吸で発生する活性酸素は、体内の抗酸化物質（スカベンジャー）が消去してくれるので、
さほど問題にはなりません。

しかし、以下のケースでは、呼吸時の何倍もの活性酸素が発生するため、
抗酸化物質が追いつかず、病気へと発展しやすくなっています。

こういうケースを極力避けることが、病気を予防する第一歩です。
他には、抗酸化食品を摂取することなども、予防には効果的といえます。

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