たんぱく質とアミノ酸
我々の体にとって、たんぱく質は常に必要な栄養素ですが、グルコース(糖)や電解質とは違い、摂取したたんぱく質はそのままの形で取り込まれることはまずなく、体内でアミノ酸から合成しています。
アミノ酸といっても、実に多種多様。いろんな種類のアミノ酸があり、たんぱく質は約２０種類のアミノ酸をとっかえひっかえしながら合成されていきます。
そして、その２０種類のうち、体内では生成することのできないアミノ酸を『必須アミノ酸』、体内で生成することができるアミノ酸を『非必須アミノ酸』といいます。
ちなみに『必須アミノ酸』は９種類、『非必須アミノ酸』は１１種類あります。
必須アミノ酸は、体内での合成ができないため、常に食べ物からたんぱく質という形で摂取しなくてはなりません。
パターンとしては、
『食べ物を食べることで、たんぱく質を摂取』
↓
『体内でそのたんぱく質をアミノ酸に分解』
↓
『分解したアミノ酸や、体内生成される非必須アミノ酸を組み合わせて、たんぱく質を再合成』 |
という感じです。摂取・分解・再合成ということですね。
たんぱく質は、体内で絶えず分解→再合成を繰り返しており、生命維持に大変重要な役割を果たしています。ですから、このたんぱく質が不足すると、疲れやすい（スタミナ不足）、病気しやすい（抵抗力低下）、気が散る（集中力低下）などの悪影響が出てくるわけです。
このため、たんぱく質の基になるアミノ酸が非常に重要になってくるわけですね。
アミノ酸には、それぞれ、主な作用が認められており、それらの作用を期待して、健康食品や栄養ドリンクに様々なアミノ酸が意図的に入れられています。例えば、疲労回復、ダイエット肝機能向上、皮膚（肌）再生、免疫力向上などなど。グルタミンやアルギニンなんかは、結構知名度が高いですよね。これもアミノ酸です。
ちなみに、カリカセラピにも、ほとんどのアミノ酸が含まれています。
２０年間クレームなし、リピート率８０％以上のヒミツは、こんなところにもあるのです。
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